1. コンセプト立案:世界観の解像度を上げるブレインストーミング
(要素1:ゲームの世界観をブレストアイディア出しする)
「中世ファンタジー」や「SF」といったジャンル決めで終わらせず、「その世界ならではの理(ことわり)」を深掘りします。

ブレストの切り口(例)
- 「もしも」の深掘り: 「もし魔法が科学として扱われる世界なら、MP回復アイテムは『薬草』ではなく『バッテリー』ではないか?」
- 制約の設定: 何ができるかよりも「何ができないか」を決めることで、世界観は際立ちます。(例:太陽がない世界、鉄が存在しない世界)
- キーワードの連想ゲーム: マインドマップを使用し、コアとなる単語から連想されるビジュアル、感情、色を広げます
2. 視覚的言語の確立:UIデザインからの逆算
(要素2:ゲームUIをまとめサイトなどから参照して参考になるものを見つける)
UI(ユーザーインターフェース)は、プレイヤーが常に目にし、触れる「世界の窓」です。世界観を磨く際、背景美術よりも先にUIのトーン&マナーを参照することで、ゲーム全体の空気感が明確になります。
- PinterestやUIまとめサイト(Game UI Databaseなど)を活用する:
- 既存のUIを見て「なぜこのフォントなのか?」「なぜこの配色なのか?」を言語化する。
- 例:SFならホログラム的な透過表現、ダークファンタジーなら羊皮紙や錆びた鉄の質感。
■Game UI Database(おすすめ!!!)

https://www.gameuidatabase.com
3. 具現化:素材収集と生成のハイブリッド戦略
(要素4:自分で作成・AIなどから素材生成・アセットストアなどから収集)
世界観のイメージが固まったら、それを具体的なアセットとして実装します。
| 手法 | メリット | 活用シーン |
| 自作 (In-house) | 世界観に100%合致する。独自性が高い。 | メインキャラ、キーアイテム、独自のUIパーツ。 |
| AI生成 (Gen-AI) | 圧倒的な速度でイメージを具体化できる。アイディアの壁打ちに最適。 | コンセプトアート、アイコンのラフ、背景のテクスチャ素材。 |
| アセットストア | 高品質な素材が即座に手に入る。工数削減。 | 汎用的な環境音、エフェクト、モブモデル、環境オブジェクト。 |

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